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電子書籍と紙の本との記憶の違い

電子書籍と紙の本との違いは色々ありますが、疑問の一つにどちらで読んだ場合にも同じように記憶されるのだろうかというものがあります。

今日はそのことについて、実際私が感じたことを書こうと思います。

まず結論から言うと、記憶のされ方は違います。

記憶の仕方は人それぞれだと思うのですが、自分の場合、印象的な文章の記憶というものはそのフレーズの文字そのもののイメージを本の絶対位置で記憶しているんですね。

例えば、このフレーズは本の最初の方、見開きの右下に出てきたはずだというように。

で、紙の本ならそれで問題ないのですが、電子書籍は端末を持ち替える度に文の絶対位置が変わってしまうためにそれができません。

ではどうやって記憶しているのかというと、電子書籍ではそのフレーズから想起されるイメージを記憶しています。

したがって、紙の本の場合は割と文章そのものを覚えているんですが、電子書籍の場合はその先の自分の想い描いたイメージを主に覚えています。

このことから、文章表現そのものに注目したい場合は紙の本、文章表現の先にあるイメージに注目したい場合には電子書籍という使い分けができるのではないでしょうか。

現状、私は主に純文学を紙の本で、SFを電子書籍で読んでいるので、結果的にうまく使い分けられていると思っていますが、先に書いたとおり人によって記憶法は違うでしょうから、もっとサンプルを増やし、研究を進めて、教育などに反映してもらいたいものですね。
タグ:電子書籍
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