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アイドル 2

さて、前々回の記事(http://shnsw.blog.so-net.ne.jp/2013-10-21)で告白したとおり、私の天使は40年前に実在したのですが、あれから毎日狂ったように(いや、狂っているから?)彼女のことを検索しています。

あらかた今インターネット上でヒットする動画や画像は見たつもりなのですが、当時の彼女はやはり絶賛されていますね(^^;

そして改めて思うことは、やっぱりこれはほとんど奇跡だということです。


そもそもアイドルというものは、そこそこ容姿に自信があって且つ目立ちたがり屋でなければなりたいとは思わないものでしょう。

しかし、それは言ってしまえば、野望ややる気、性欲を司る男性ホルモンの分泌が人より少しばかり多いということで、それは多くの人がアイドルに求める清純さや処女性と矛盾します。

ところが彼女(麻丘めぐみ)の場合、調べてみると歌手デビューの動機が姉のためを思ってのことだったり、そもそも人前で歌を歌うことがあまり楽しくはなかったりと、割と歌手になることに消極的であり、本人の意志とは離れたところで結果としてアイドルになっているのですね。

持って生まれた容姿と才能、そしてこの危うさこそが純然たる少女である彼女の本質的な魅力を引き出し、究極とも云えるアイドル像を造り上げたのだと思います。

正直、もうこんな人は出ないでしょう。


ところで、彼女は洋楽のカバーもいくつかやっていて、「夢見るシャンソン人形」や「アイドルを探せ」、さらにはミーナやウィルマ・ゴイクの曲も歌っていたのには驚きました。

そしてさらに吃驚したことに、フランス・ギャルの日本語版「夢見るシャンソン人形」なんてあるんですね。

当時は本当にボーダーレスだったんだなぁと、ちょっと羨ましく思いました('-'*)

麻丘めぐみCD.JPG
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