接待のための音楽。 [2006年06月04日 mixiより]
私は非常にシャイな性格のため、あまり多くはないのですが、それでも自分の部屋に人を招き入れることがあります。
折角来ていただいているのですから、私も大層誠意を持ってもてなすのですが、どうしてもありがちな白々しい空間と時間を誤魔化すために、しばしば音楽を掛けることにしています。
一口に音楽と言っても、その種類は千差万別。
相手に不快感を与えるなどもってのほかで、お客様には気持ちよく過ごしていただかなければなりません。
とはいえ、私も卑しいもので、さりげなく自分の知性をアピールし少しでも相手に良い印象を持たせようと、笑顔の裏ではそれはもう考えられ得るだけの状況をシミュレーションし、一枚のCDを選ぶわけです。
相手には絶対悟られてはなりません。
乱雑に積み上げられたCDの中から、私は一体何を選べばいいのでしょうか？
いくら自分が知的だからといって、クラシックを選択するのはあまり賢明だとは思えません。
私が事前に鬼のように勉強し、いくばくかの講釈を垂れてみたところで、相手にとってみればそれはただのイヤミでしょうし、かと言って何も喋らなければ、それもやっぱりイヤミです。
催眠効果もあり、これからという時にあまり聴く音楽ではないでしょう。
また、ジャズと呼ばれる音楽もあります。
即興を主体にした音楽のようですが、私はどうにも好きになれません。
とりわけフリージャズなど先の展開が読めないものですから、私の小さな胸はドキドキしっぱなしです。
これからという時に、違うことでドキドキしてどうしろというのでしょうか！？
では、POPS/ROCK系の音楽はどうでしょうか？
注意したいのは、POPS/ROCK系の音楽には流行りがあるということです。
一昔前なら話のネタにもなったモーニング娘。の音楽も、今掛けたら、ちょっと痛い人です。
例外なく、少し前に流行ったものを得意げにアピールすることは痛いです。
行き場を失った空気が真綿の如く首を絞め、その訪問者は二度と敷居をまたいではくれないでしょう。
かといって今流行っている音楽を掛けるというのも、あまりに芸がありません。
売れている曲でしたら当然向こうも知っているでしょうし、わざわざ自分の部屋で聴かせる必然性がなく、知性を示すどころか流行に流されるダサイ人と思われかねません。
だんだん選択肢が少なくなってきました。
他にはアニメ/ゲーム系の音楽という飛び道具もあるのですが、これはリスクが大きすぎます。
私個人としてはゲーム音楽などなかなかの好みなのですが、その良さを相手が理解してくれるとは限りませんし、またアニソンに至っては、自分がこれまで細心の注意を払いコツコツと築き上げてきたものを、一気に破壊するほどのポテンシャルを持っており、小心者の私にはとても掛ける勇気がありません。
あぁ、いよいよ選択肢がなくなってきました。
私はこのまま目的を果たせずに終わってしまうのでしょうか？
否、私はこういう状況に相応しい音楽を知っていたはずです。
そう、プログレです。
プログレこそ、知性をアピールでき、話も弾み、気分も高揚する最高の音楽です！
しかしながら、プログレこそ正に千差万別、十人十色。
一体どれを選べば良いのでしょう？
知性をアピールするという点に主眼を置けば、やはりイギリスものは外すべきです。
英語などという無粋な言語ではなく、フランス語やイタリア語の方が何となく知的で私に相応しく思います。
インストゥルメンタルでも良いかもしれません。
音楽のタイプとしては、所謂シンフォニックロックやチェンバーロックはクラシックを連想させるので止めるべきでしょう。
ジャズロックは激しすぎます。
ジャーマンロックは嵌ればきまるのでしょうが、本当にきまってしまうと危険なので控えた方がいいでしょう。
そんな中、私がピックアップしたものは、6/2の日記（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=146539468&owner_id=309759）でも挙げたHELDONです。（結局これが言いたかった。）
HELDONは基本インストゥルメンタルなのですが、フランスものということでちょっとアートな感じがするし、またアヴァンギャルドな匂いもあります。
電子音楽主体とはいえ、ドラムやギターは人力で攻撃的でヘヴィ。
これがクラフトワーク辺りだと、ただのテクノ好きで終わってしまい、話になりません。
あまり聴く機会がない音楽なので訪問者は興味津々でしょうし、飽きたらシーケンサーの反復に身を任せれば良いので割と楽に聴くことができます。
ジャケットも格好良いし、接待のための音楽としては最適でしょう。
一応、他の候補としてはイタリアのOPUS AVANTRAやPIERROT LUNAIRE、ポーランドのMOONLIGHTなどがあるのですが、これらについてはまた後日気が向いたら書くかもしれません。
私は何かと考え過ぎてしまう傾向があるので、BGMを選択するのに随分と時間が掛かってしまいました。
皆さんがどのような基準でBGMを選んでいるのか、良かったらお聞かせ下さいね。
折角来ていただいているのですから、私も大層誠意を持ってもてなすのですが、どうしてもありがちな白々しい空間と時間を誤魔化すために、しばしば音楽を掛けることにしています。
一口に音楽と言っても、その種類は千差万別。
相手に不快感を与えるなどもってのほかで、お客様には気持ちよく過ごしていただかなければなりません。
とはいえ、私も卑しいもので、さりげなく自分の知性をアピールし少しでも相手に良い印象を持たせようと、笑顔の裏ではそれはもう考えられ得るだけの状況をシミュレーションし、一枚のCDを選ぶわけです。
相手には絶対悟られてはなりません。
乱雑に積み上げられたCDの中から、私は一体何を選べばいいのでしょうか？
いくら自分が知的だからといって、クラシックを選択するのはあまり賢明だとは思えません。
私が事前に鬼のように勉強し、いくばくかの講釈を垂れてみたところで、相手にとってみればそれはただのイヤミでしょうし、かと言って何も喋らなければ、それもやっぱりイヤミです。
催眠効果もあり、これからという時にあまり聴く音楽ではないでしょう。
また、ジャズと呼ばれる音楽もあります。
即興を主体にした音楽のようですが、私はどうにも好きになれません。
とりわけフリージャズなど先の展開が読めないものですから、私の小さな胸はドキドキしっぱなしです。
これからという時に、違うことでドキドキしてどうしろというのでしょうか！？
では、POPS/ROCK系の音楽はどうでしょうか？
注意したいのは、POPS/ROCK系の音楽には流行りがあるということです。
一昔前なら話のネタにもなったモーニング娘。の音楽も、今掛けたら、ちょっと痛い人です。
例外なく、少し前に流行ったものを得意げにアピールすることは痛いです。
行き場を失った空気が真綿の如く首を絞め、その訪問者は二度と敷居をまたいではくれないでしょう。
かといって今流行っている音楽を掛けるというのも、あまりに芸がありません。
売れている曲でしたら当然向こうも知っているでしょうし、わざわざ自分の部屋で聴かせる必然性がなく、知性を示すどころか流行に流されるダサイ人と思われかねません。
だんだん選択肢が少なくなってきました。
他にはアニメ/ゲーム系の音楽という飛び道具もあるのですが、これはリスクが大きすぎます。
私個人としてはゲーム音楽などなかなかの好みなのですが、その良さを相手が理解してくれるとは限りませんし、またアニソンに至っては、自分がこれまで細心の注意を払いコツコツと築き上げてきたものを、一気に破壊するほどのポテンシャルを持っており、小心者の私にはとても掛ける勇気がありません。
あぁ、いよいよ選択肢がなくなってきました。
私はこのまま目的を果たせずに終わってしまうのでしょうか？
否、私はこういう状況に相応しい音楽を知っていたはずです。
そう、プログレです。
プログレこそ、知性をアピールでき、話も弾み、気分も高揚する最高の音楽です！
しかしながら、プログレこそ正に千差万別、十人十色。
一体どれを選べば良いのでしょう？
知性をアピールするという点に主眼を置けば、やはりイギリスものは外すべきです。
英語などという無粋な言語ではなく、フランス語やイタリア語の方が何となく知的で私に相応しく思います。
インストゥルメンタルでも良いかもしれません。
音楽のタイプとしては、所謂シンフォニックロックやチェンバーロックはクラシックを連想させるので止めるべきでしょう。
ジャズロックは激しすぎます。
ジャーマンロックは嵌ればきまるのでしょうが、本当にきまってしまうと危険なので控えた方がいいでしょう。
そんな中、私がピックアップしたものは、6/2の日記（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=146539468&owner_id=309759）でも挙げたHELDONです。（結局これが言いたかった。）
HELDONは基本インストゥルメンタルなのですが、フランスものということでちょっとアートな感じがするし、またアヴァンギャルドな匂いもあります。
電子音楽主体とはいえ、ドラムやギターは人力で攻撃的でヘヴィ。
これがクラフトワーク辺りだと、ただのテクノ好きで終わってしまい、話になりません。
あまり聴く機会がない音楽なので訪問者は興味津々でしょうし、飽きたらシーケンサーの反復に身を任せれば良いので割と楽に聴くことができます。
ジャケットも格好良いし、接待のための音楽としては最適でしょう。
一応、他の候補としてはイタリアのOPUS AVANTRAやPIERROT LUNAIRE、ポーランドのMOONLIGHTなどがあるのですが、これらについてはまた後日気が向いたら書くかもしれません。
私は何かと考え過ぎてしまう傾向があるので、BGMを選択するのに随分と時間が掛かってしまいました。
皆さんがどのような基準でBGMを選んでいるのか、良かったらお聞かせ下さいね。
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久々にmixi過去日記です。
先日HELDONに触れたので、この日記も再掲しておきます。
HELDONに対する想いは今も変わっておりませんよ('-'*)
by shun (2013-06-03 00:07)
今、気づいたけど、2006年も同じ時期にHELDON聴いていたのか…(ﾟДﾟ;)
by shun (2013-06-03 00:22)